セッション1回目

 さて、開会式が終わって早速セッションとなるわけだ。ラインナップを見ると普通のコンベンションとは微妙に違うシステムが並んでいる。ちなみに、公式発表されていないシステムも2本あった*1
 で、俺が選んだのは"Dragon Quest"。SPIから第1版が出て、TSRに版権が移って第3版まで出た未訳TRPG。ちなみに、スクウェア・エニックスの「ドラクエ」とは全く関係ない。俺も第1版なら持っているけどプレイヤーをやる機会はまずないので、これはやっておかないと。
 という事で、健部伸明氏がGMで、PCは以下の通り。

ガルフ
プレイヤーは月松堂氏。人間20歳半ば男性。メイス使い。
キリア=ヴル
プレイヤーはあわじひめじ氏。人間17歳女性。エストック使い。
クジャク
プレイヤーは孔雀氏。人間20代後半男性。唱名師*2で戦略家。
ケイト
プレイヤーはS氏。人間16歳女性。ダガー使い。
ウッキール
プレイヤーは俺。人間20歳男性。弓使い。


 今回使うルールは基本的には第3版で、データが足りない部分は第2版を使うという事だった*3。で、今回はキャラメから始めた。というのも、キャラメをしないとこのゲームは意味がないという事だったので。そして、


キャラメに4時間。


 あぁ、昔のゲームだねぇ。ちなみに、買い物をすると「剣と鞘は別売り」とかって素敵な世界。昔のゲームっぽい、昔のゲームっぽい。
 で、残りの時間で1戦闘やってみる。一応「魔法使いの支援がある山賊を退治する」という事らしい。そして、戦闘をやってみると……


スゲー泥仕合


 組み付くと盾のボーナスが適用されなくなるので、接近したら組み付く。それが戦場のあちこちで起こる。そして、攻撃が当たったら高い確率で朦朧状態になる。これも戦場のあちこちで起こる。って事で、すさまじい泥仕合が展開された。
 ちなみに敵のボスが魔法使いだったのだが、俺のキャラがその対策に乗り出したり。というのも、魔法を使うには鉄製品を身につけると物凄いマイナス修正がかかる。で、矢尻って鉄製品で作れるわけだ。なので、矢が刺さると魔法が使い辛い。矢を引き抜くと防具無視のダメージを受ける。てなわけで魔法使いには弓使いが天敵だったりする。
 という事で泥仕合をやった結果、矢を受けた敵のボスが戦意喪失して逃走。戦況を有利に進めていた敵達も、ボスが逃げたので続いて逃げ始める。最終的には、俺のキャラが気絶しただけでなんとか撃退する事ができた。

*1:具体的な事は書けないが、「公式発表前のシステムが2本あった」という事は書いてもいいとデザイナーの了承済みなので、この位の話は書いておく

*2:相手の真の名を唱えて支配するという魔法を使う。また、対抗魔法使いでもある

*3:ちなみに、健部伸明氏はほぼ全てのサプリを持ってきていたばかりか、海外雑誌に載ったサポートのコピーまで持ってきていた