重要なので最後にもう一度書く
さて、シナリオ作りについて何回かに分けて書いてきた。細かい事はまだ色々あるが、そんな事を細々と書いてもしょうがないので今回で終了としようと思う。
では最後に何を書くか。それは以前書いた事。でも、重要な事なのでもう一度書いておく。それは
「自分がプレイヤーだった場合に、納得できるか」
だ。ホント、シナリオ作りのコツってのはこの言葉に集約される。
プレイヤーを納得させるには自分がプレイヤーだったらと考える。つまり、プレイヤーの目線でシナリオを見る事が大切であり、納得できるシナリオを作るにはその世界観におけるリアリティが必要だ。また、PCの能力を最大限に生かす工夫をする事も大切だという事はプレイヤー目線に立てば分かる事だ。
要するに、小説なんかを書く時に「読者を意識しろ」と同じわけだ。小説を書くのでもマンガを描くのでもTRPGのシナリオを作るのでも、作り手の独りよがりだとダメだって事。
という事で、このコラムは上記の言葉で締めくくろうと思う。ここで書いてきた事が皆のシナリオ作りの参考になるならば幸いだ。