コズミック・ホラー

 今日は「クトゥルフ・オンリー・コンベンション*1」があったので参加してみた。会場に行ってみたら知った顔もちらほら。まぁ、長年ゲーマーやってればそんなもんよ。
 で、今日は朱鷺田祐介*2の卓に入る。この卓に入った理由は、舞台が「2009年の東京都新宿駅周辺」だから。ここは俺が慣れ親しんだ土地。という事で俺にとっては超リアルな場所。ならそこが舞台のシナリオは楽しめるはずだと思ったのでね。ここを読んでいる人は現実とゲームの区別は付くだろうが一応書いておくと、ここにある地名等は実在するが人名や起こった事件はフィクションだ。
 そして、今日の探索者達は以下の通り。

草剛(うえくさ・つよし)
プレイヤーはU氏。28歳男性。新米医師。
山中宏(やまなか・ひろし)
プレイヤーはY氏。21歳男性。「冴神剣(さえがみ・つるぎ)」という源氏名のホストで、早稲田大学の学生。
忍野甲斐(おしの・かい)
プレイヤーはあくえりあす氏。26歳男性。新宿西口にあるPCショップの店員。
パミュラ=デュア=ムール=一色(ぱみゅら・でゅあ・むーる・いっしき)
プレイヤーはこみっと氏。63歳女性。早稲田大学教授で日本に住んで50年になるルーマニア人。
富田裕介(とみた・ゆうすけ)
プレイヤーは俺。34歳男性。システム・エンジニア。年収450万円。新宿5丁目の築20年のマンションの一室をローンで購入して一人暮らしをしている。会社は九段下にあり、仕事場は門前仲町。父の耕一(63歳)と母のさと子(56歳)は都営の集合住宅である戸山ハイツ住み。妹の友美(31歳)は結婚して千葉におり、1ヶ月後には出産予定。とまぁ、こんなスーパー・リアル設定。


 さて、今回は「3日前に歌舞伎町の居酒屋チェーンに飲みに行ったら、そこでO-157による食中毒が発生。探索者達は都立大久保病院にて飲み薬を飲む。そして、探索者達は『浮遊する金色の球体』に襲われる様になり」ってシナリオ。「超生命ヴァイトン*3」と「アースダイバー*4」を混ぜていじくり回した結果出来上がったシナリオなのだとか。
 いや〜、やっぱり良く知っている土地が舞台だと情景がありありと目に浮かんで面白いね。そして、セッション中も徹底的にリアリティを追求。例えば、百人町住まいのパミュラ一色が新宿御苑を散歩しようとした時に、


俺「百人町からなら戸山公園の方が近いと思いますよ。ちなみに、新宿御苑は入園に金取られますけど戸山公園は無料です」


とか、


俺「大久保病院から近場に転院するとしたら、新大久保駅の近くにある社会保険中央総合病院がいいかと」


とか。ビル名とかまで書き込まれた新宿の地図を開きながら遊んだので、リアリティに富んだホラー物セッションを楽しめましたとさ。