ブルーローズ・ネクサス メガトラベラー

  今日は「メガトラベラー」の公式シナリオ「ナイトフォール」の続き。レフリーはジャック氏で、自由貿易商人のPC達は以下の通り。

蓮田蓮太郎(はすだ・れんたろう)
プレイヤーは虎魂氏。46歳男性。経歴部門は商船で最終階級は一等航海士。
ボルト
プレイヤーはヴァイス氏。22歳男性。経歴部門は商船で最終階級は4等航海士。
ルイヒグッチ・サンミ・ユージック53世
プレイヤーは俺。46歳男性。経歴部門は貴族で最終階級は男爵。


 前回は蓮田蓮太郎以外が警察に連行され、蓮田蓮太郎は次の目的地となる惑星に逃亡した所で終わった。という事で、とりあえず蓮田蓮太郎から。
 蓮田蓮太郎が次の目的地である惑星に辿り着いたら、その星でクーデターが起こっていた。で、宇宙港から惑星内に入る事ができない状態になり、宇宙港は難民でごった返している。しかし、一等航海士なのに裏社会に関する技能がやたらに高い彼は難なく宇宙港で暮らして警察に連行された仲間を待つ。裏社会系技能持ってると強いね。
 そして、警察に連行されたボルト、ルイヒグッチ・サンミ・ユージック53世、重要NPCも容疑はあった物の証拠不充分で釈放。メッセンジャーからの伝言を受けて次の目的地に行き、無事に蓮田蓮太郎と合流。チケットを購入しながら目的地に向けて旅を続ける。
 で、ここで一つ問題が発生、それは宇宙船のローン。戦乱に巻き込まれて占領軍に宇宙船を押収された一行。当然、手元にはその宇宙船はない。宇宙船を見かけたという情報はチラホラ入るのだが、いつも既に飛び去った後。しかも、占領軍が使っていると考えられるので、「俺達より人数が多く」「俺達より練度が高く」「俺達より武装の良い」連中が使っているだろうから取り返す目途が立たない。という事で、


「ローン払わないって事でいいんじゃね?」


って意見が出てくる。ローン払わないと宇宙船は銀行が没収するのだが、どこの誰とも知らない奴が使っている宇宙船のローンを払う義理はないわけだ。
 で、そういう意見が出てくるとレフリーが困った様な顔をする。理由を聞くと、キャンペーンは宇宙船を奪還する事を前提に作られており、そのためのシナリオも用意されているのだとか。う〜ん、でもローンの支払いし続けるモチベーションはPC的にないんだよねぇ。という事で「盗難にあって商売に使えない状態なので支払い猶予を申請する」という折衷案でまとまる。取り返す事前提かぁ。まったく、これだから「トラベラー」系のシナリオは(笑)。
 で、次の問題が出てくる。それは、目的地に行く方法。目的地は現在いる星域から見たら敵地。一応帝国内ではあるのだが、統治者同士の関係がヤバイ。という事でそこに行く方法は基本的に密航。てか、シナリオを進めるための項目に「密航に成功したPC達は」という記述しかないらしい。うは、またまた出てきましたよ「トラベラー」的対応。
 で、仕方がないので密入国を専門に扱っている組織に接触して密入国をする事に。そしてここでも蓮田蓮太郎の裏社会系技能が役に立つ。蓮田蓮太郎、元一等航海士じゃなくて元犯罪者なんじゃねぇの?
 で、密入国をして町に行ったら、警官にID提示を求められる。逃げるか連行されるかの2択と思いきや、警官は反重力車両持ち。はい、逃げられませんね。という事で「亡命者」という事にして切り抜けようと連行される。しかし、警官は暴行を加える上に牢屋にぶち込むという暴挙に。もう、人の話を聞けよ。でもまぁ、支配者が支配者なんでそこの警官もそんなもんかなぁ。
 で、牢屋にいてどうするよって感じになっていると、重要NPCを助けに来た武装集団が。そして、重要NPCの仲間という事で俺達も連れて行かれる。どうやらこの武装集団はここの支配者に抵抗するレジスタンスであり、俺達が探していた有名人がリーダーとなっているらしい。しかし、


探していた有名人は既に死亡。


 おぉっと、またまた「トラベラー」のシナリオらしい展開ですよ。
 で、話を聞くと「死んだ有名人は超古代文明の秘密都市にある超古代兵器を手に入れれば、この星域の支配者を倒せる」と思っていたそうな。


え?システムを「ブルーローズ・ネクサス」に変更ですか?


 うわ〜、胡散くせぇ。でもまぁ、成り行き上しょうがないよね。協力しますか。一応トラベラー世界には文明が発達していた超古代文明は実在したって設定あるからねぇ。
 で、超古代文明の秘密都市に関するデータをすったもんだの末に手に入れる。しかし、そのデータで出てくるのは2ヶ所。反対方向の上に遠い。具体的には、ここから秘密都市があると思われる場所までは、どちらも今までキャンペーンで移動した倍以上の距離。


レジスタンスから人員割いて俺達と反対側の目的地を探索して貰えませんかね?


 はい、ダメですよね。それはPC達の仕事ですもんね。という事で、次回は本当の目的地を確定する事から始めるわけだ。ってかさ、


データ残して死ぬなら場所確定しておけよなぁ。


 死んだレジスタンスのリーダーに恨み言の一つも言いたいところだが、これがトラベラー・クオリティ(笑)。