エグザム

 次に、レイトショウの「エグザム*1」を観る。これは「制限時間は80分。ルールは3つ。問題は1つ。しかし問題用紙は白紙という就職試験」って映画。
 この映画の舞台は密室。登場人物も少ない。という事で、低予算映画の基本と言ってもいいだろう。しかし、密室物は「12人の怒れる男」という名作を生み出している様に、アイディア次第でいくらでも面白い作品を作る事ができる。そして、この映画もまたそれなりに面白い。
 問題用紙が白紙なので問題を協力して探すってのがこの映画のメイン・ストーリーなのだが、お約束の通りに騙し合いやいざこざが起こる。だが、そこがこういう映画の面白い点ではある。
 ただまぁ、最後がご都合な部分があるのはどうかなぁと思う。あと、映画の謳い文句に「合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬」ってあるんだけど、劇中では一言もそんな言葉出てこないんだよねぇ(笑)。でもまぁ、その辺をさっ引いても面白い作品ではあると思う。