借りぐらしのアリエッティ

 今日はスタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ*1」を観てきた。これは床下に住んでいる小人の話で、メアリー・ノートン氏のファンタジー小説床下の小人たち」が原作なのだとか。
 今一つって意見を聞いていたんだが、思っていたより良かったよ。この映画は舞台も狭ければ起きる事件も世界を震撼させる様な物ではない。しかし、「小人がいたら」って設定が上手く描かれていると思う。派手さはないが、しっかりまとまっているストーリーだし、画面構成もなかなかいいと思う。
 あとは「日常的な家の中でも、小人にとっては大冒険の舞台」って設定は面白いよね。人間の家の中を移動する手段も「なるほどねぇ」って感じだったし。それから、水分の表面張力をしっかり描かれていたのは個人的にポイント高いなぁ。
 という事で「白熱する展開で手に汗握る」ってわけではないが、良作ではあると思う。気になっているなら観に行くといいよ。