ネット時代が生んだセッション
先日、このBlogを見たCROM氏*1から「『ジークジオン』を遊んでいると書いてあったので一緒に遊びましょう」というメールを頂いた。なんでも、10年以上「ジークジオン」を遊んでいるらしい。ちなみに、「ジークジオン」とは、ツクダホビーから20年位前に出たガンダムのTRPGだ。
しかしまぁ、Blogを見た人がセッションの誘いをしてくるとはねぇ。中高生だった頃には考えられない出会いだよな。
とまぁそんなわけで、お互い3人ずつ集めてセッションを行う事になった。俺は風水氏とサークル「ニューディール*2」のサークル代表を誘って参加。ちなみに、GMはCROM氏が担当。そして経験点を50点上乗せしてキャラメをし、以下の様な部隊が完成した。ちなみに、ジオン軍。
- ミサカ・イブキ中尉
- プレイヤーは▲氏*3。25歳男性。、今回の隊長。
- オットー・コッド少尉
- プレイヤーはS氏。16歳男性。新兵で16歳なのに少尉。おそらく良い所の坊ちゃんなんじゃないかと。
- ライツ・エンフィールド曹長
- プレイヤーは風水氏。18歳男性。今回は「3キャラ作って1人を選ぶ」という方式をとったのだが、「35歳の徴集兵」という面白そうなキャラを捨ててこいつにしたんだそうな。
- ナターシャ“ザ・ホーネト”曹長
- プレイヤーは「ニューディール」のサークル代表。19歳女性。この部隊唯一の女性。女キャラは死ぬと絵になるよね(笑)。
- セルジュ・ドゥ・ニーム曹長
- プレイヤーは俺。16歳男性。作成時にニュータイプになるか判定したらニュータイプに目覚めちゃった奴。数ヶ月後にはフラナガン機関で「止めろショッカー!」的な研究に参加させられるのだろう。おのれ、紫ババアめ(笑)!
今回やったキャラは「ジオン曹長といったらデニム → デニムといえばデニム生地 → 携帯からWikiで調べてみたら、デニムの語源はフランス語の『セルジュ・ドゥ・ニーム*4』」という事で決定。
さて、今回の時代はオデッサ作戦序盤。今回のミッションは、宇宙から降下した地球降下カプセル*5が軌道を逸れて連邦軍との緩衝地帯に落ちるという事で、その回収に向かうという物。ちなみに、俺達に支給されているのは「MS-06FザクII」。要するに普通のザクですよ。
てなわけでカプセル回収に向かう。そして1つ目。カプセルを見付けたはいいが、連邦軍も戦車隊がやってくる。しかしまぁ、戦車程度ではザクにかなうわけはなく。何人かはザクシールドに損傷を受けたものの、連邦の戦車隊を蹴散らしてカプセル回収。やっぱモビルスーツは強いね。
で、2つ目のカプセル回収。今度は航空部隊がやって来た。しかし、部隊編成は
- セイバーフィッシュ3機
- フライマンタ3機
- ミデア2機
うん、これなら楽勝だね。そう思って戦っていると連邦の後続部隊が。そして、その後続部隊の編成が
- セイバーフィッシュ2機
- ジム4機
- ガンタンク2機
ゲ〜、モビルスーツがこんなにいやがる。しかもジムが4機か。凄い絶望感に襲われる。
ちなみに、このゲームではジムのシールドは結構固い。ザクマシンガンではどうしようもなく、振りかぶってからのヒートホークの一撃かザクバズーカでなければ破壊は難しい。そしてそのシールドは、前方と左右に有効なんだな*6。さらに、ジムのビームスプレーガンはザクバズーカ位の破壊力はある。
GM「でも、パイロットはスキルなしですよ」
俺達「機体のスペックが高いから俺達より強いの!」
超ベテラン兵じゃないと「機体の性能の差が絶対的な差ではない」とは言い張れないよなぁ。
という事で、カプセルを敵に取られる位なら破壊してしまえ的な戦い方になる。しかし、交戦している内になんとか勝てそうな目が出てきた。
そしてニュータイプ能力発動!
ニュータイプに目覚めたばかりの能力は「行動ポイント1点で好きなだけ旋回できる」というものだけ。しかし、通常は「行動ポイント1点で60度旋回できる」なので使いようによっては強い。そしてニュータイプのセルジュ・ドゥ・ニーム曹長が操縦するザクは、ニュータイプ能力を駆使して戦場を駆け回ってジム1機とガンタンク1機を引きつけながら翻弄する。おぉ、ニュータイプ能力スゲー!
しかし、2対1で連邦のモビルスーツにザクが勝てるはずもなく撃破される。まぁ、脱出判定には成功したので生きていたけどね。
だが、セルジュ・ドゥ・ニーム曹長がジムとガンタンクの2機を引きつけていたおかげで連邦の部隊を壊滅させる。残敵も逃亡したので、なんとかミッションクリア。てか、今回はニュータイプがいなければ壊滅していたのはこっちだったな。
という事でセッション終了。あぁ、ジム強いよなぁ。連邦のモビルスーツは化け物か!?化け物ですね、はい。