彼等は普通の鉱山労働者です

 チリの落盤事故が全員生還という事で、チリに様々な経済効果をもたらしているらしい。落盤事故があった周辺のホテルなんかは世界中のメディア関係者で満室らしいし、映画化のオファーがいくつも来ているらしいし、今後も旅行会社がツアー組めるし、その洞窟で寝かせたワインとか作ったら買う人いるだろうしね。
 そんな中、こんな記事を見付ける。

出迎えは愛人だけ!バリオスさんビミョーな生還…チリ落盤事故
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101015-OHT1T00046.htm


 世界に女関係のゴタゴタがバレてしまったジョニ・バリオス氏に敬礼!
 しかしまぁ、この記事にも表れている様に彼等はどこにでもいる普通の鉱山労働者だよね。単に「落盤事故に巻き込まれたど、不幸中の幸いで助かった」ってだけ。TVの報道を観ると英雄みたいな扱いされているけど、この事故において英雄と呼ばれる人物がいるとすれば、諦めずに全員を救助をした人達の方じゃない*1?報道の扱い方に疑問を感じますなぁ。

*1:しかしそれも「仕事なので当然」ではあって英雄的行動と言うのかと聞かれると疑問であったりはする。職務を果たしただけで英雄なら「コンビニのバイトがレジ打ちする」も英雄的行為と言わなくちゃならないしな