萌え化の波は後を絶たず

 「ジャンプSQ19」の最新号が出ていた*1ので読んでみる。すると、読み切りで「ボクとみならいコックリさん!」なんてマンガがあった。コックリさんの見習いが尻尾付きの狐耳萌えっ娘ですよ。コックリさんも萌え化するんですか。まぁ、蔑称や無機物が萌え化する世の中だからオカルトくらい萌え化しても不思議じゃないって言えば不思議じゃないけどね。オカルトの萌え化はホラー映画「リング」の貞子が萌え化した事もあったからなぁ。
 内容的には「ラノベ原作のマンガってこんなノリだよね」って感じのものだったね。まぁ、このマンガには原作のラノベはないけど。そして、これが連載されたら海外から「ウィジャたん*2」みたいなヤツがやってきてライバル的ポジションになるのかなぁと思ったり。
 萌えって何かもう既に一つの文化だよね。商業的にも萌えは注目できる物だしな。俺が学生の時に萌え文化があったら、絶対に卒論は「“萌え”の経済効果と企業戦略」ってタイトルだっただろうな*3。「可愛いは正義」ってのは資本主義的には正しいよなぁとか思う。

*1:確かこの前の土曜日に発売だったはず

*2:アメリカとかでは「コックリさん」を「ウィジャ」と言う。アメリカ行った時に玩具売り場に「ウィジャ盤」が売っていたのを見てアメリカ人の正気を疑ったという良い思い出がある

*3:俺は大学の時に経営学部に行っていたのでね。ちなみに、経営学部で学んだ俺の結論は「経営者の言葉には耳を傾ける価値のある物もあったが、所詮は学者の座学か」だったりする