永い後日談のネクロニカ
TRPG文華祭*1の3日目は「永い後日談のネクロニカ*2」の卓に入る。このゲームはつぎはぎ本舗*3の新作TRPGで、人類が滅亡した世界で心を持って目覚めてしまった少女ゾンビ達になるゲームだ。ちなみに、このゲームではGMを「ネクロマンサー」と呼び、PCを「ドール」と呼ぶ。
今回のTRPG文華祭でβ版が発売された*4ので、どんな感じになったのかなぁと思って入ってみる。そして、今回のドール達は以下の通り。
- セリア
- 享年15歳。ソロリティ・ロマネスク・ゴシック。手紙を読んだ記憶があり、「たからもの」はいつも持ち歩いているバスケット。
- ツバキ
- 享年14歳。アリス・レクイエム・レクイエム。笑顔の記憶があり、「たからもの」は写真。
- シズリ
- 享年13歳。ジャンク・ロマネスク・ステイシー。お茶会をした記憶があり、「たからもの」はペンダント。ゲーム仲間のみはいる氏のドール。
- あやこ
- 享年10歳。ホリック・タナトス・タナトス。雨の中にたたずんでいた記憶があり、「たからもの」は「あやこ」と書かれた名札の張ってある壊れた傘。俺のドール。
今回はβ版ルールブック付属シナリオの「死人工場」と、それに続く内容のショート・シナリオの合わせて2本をやる。
今回のセッションで、データ部分の改善やルールブックの記載の変更部分という細かい改善点は出てきたが、ゲーム的には概ね良い出来なのではないかなぁと思う。β版はそれ程刷っていないらしい*5ので、もしかしたらβ版はもう手に入らないかも知れない。しかし、より良くなった製品版が出るはずなので入手できなかった人はそっちを待っていよう。とりあえずゲームとしてはコンセプトもシステムも面白い物なので、表紙のグロさ*6が平気な人だったら買いじゃないかな。