パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン

 今日は「パイレーツ・オブ・ザ・カリビア*1」の4作目「生命の泉*2」を観てきた。
 いや〜、やっぱりいいねぇ。
 このシリーズは正直な話、ストーリーは大した事はない。しかし、ジャック・スパロウヘクター・バルボッサ、ジョシャミー・ギブス*3の3人が最高。ジャックとバルボッサの「ライバルなのに息の合ったコントみたいなやりとり」は今作でも健在だ。このシリーズはこの3人のキャラクター性がなかったら4作目まで作られなかったんじゃないかな?
 あと、今作で目を見張るのはアンジェリカ役のペネロペ・クルス氏かな。いや〜、この人は外見が若いね。撮影当時は36歳でしょ。しかも撮影当時は妊婦だったはずだし。しかし、それを感じさせない「一癖も二癖もあるヒロイン」をちゃんと担っている。まぁ、外見なんかはCGでいくらでも修正が効くんだけど*4、メインキャラに食われないでちゃんと「癖のあるヒロイン」の位置をキープできているのは脚本と演出の力もあるのかな。
 ちなみに、今回は実在したといわれる海賊「黒髭」が出てきた。ただまぁ、黒髭は「普通の海賊だよね」って感じで今一つインパクトなし。超常能力を持っていたりもするんだが、それでも「今回のストーリー的に絡めてみました」感は拭えないかな。
 ま、とりあえずこのシリーズは「キャラの個性がメイン。ストーリーは二の次」として観ると良いと思うよ。

*1:日本語タイトルでは「パイレーツ・オブ・カリビアン」と書かれているが、theを省略した片仮名書きがどうしても許せないのでこのように表記させて貰う。てか、何で日本語タイトルの片仮名表記はtheとか複数形のsとか三単現のsを省略するんだろう?それを省略すると全く意味が違ってくるんだけどなぁ

*2:http://www.disney.co.jp/pirates/

*3:http://en.wikipedia.org/wiki/Joshamee_Gibbs

*4:「目で見た物しか信じない」って言葉があるけど、映像は目で見ても信じられない時代になっているんだよね。そう考えると怖い時代だ