インモータルズ-神々の戦い-

 今日は6:00pmには自由になれたので、映画を観に行く事にする。うん、景気よく3D映画を2本観ちゃおうかな。
 という事で、まずは「インモータルズ-神々の戦い-*1」を観に行く。これはギリシャ神話をモチーフにした映画だという事なのだが……ギリシャ神話にこんな話あったけ?
 俺、小学校の頃はプラネタリウムが大好きだったから、ギリシャ神話も読み漁ったんだよね。でも、こんな話は知らないなぁ。おそらくオリジナル・ストーリーか、でなければ小学生が読まないようなマイナーな話を拾ってきたんじゃないかな?
 とりあえず、主人公はテセウスなので「迷宮でのミノタウロス退治」はある。この話をあんな感じに料理するのはちょっと感心した。あぁ、戦時において敵の猛者を倒したらあんな風な伝説になるかもねぇ。あと、侵略王としてのミッキー・ローク氏が普通に格好良かったり、ファラリスの雄牛*2が出てきたとかってところは良かった。しかし、いいのはそこだけなんだよね。正直、映画としては大して面白くない。むしろツッコミどころ満載*3で、ちょっと痛々しい感じすら漂う。映像も現代映像技術に照らしてみれば「そんなもんか」的なものだったしねぇ。
 とりあえず、お世辞にもお奨めとは言えない映画だったなぁ。

*1:http://immortals.jp/

*2:古代ギリシャシチリアの君主ファラリスが芸術家ペリロスに命じて考案させた拷問処刑具。芸術家の名前を取って「ペリロスの雄牛」とも言う

*3:奴隷に簡単に逃げられすぎとか、どう考えても誰も耳を貸さないだろうってアジテーションとか、大城壁の構造的欠陥とか