本と言えば

 本屋で「中世ヨーロッパの武術*1」なんて物を見つけた。店員に頼んで中を見せて貰ったら、ホントに中世ヨーロッパの武器の扱い方を図解した本だった。ちょっと高かったけど、面白いので購入する。
 うん、これは面白いよ。洋の東西を問わず人間の可動範囲ってのは同じ様な物なので、日本の武術にある戦い方と同じ物があったりする。しかし、武器特性の違いによって同じ様な武器でも日本の武術とはまた違った扱い方をしていたりする。まぁ、この辺は日本の武術を知らないと違いは判らないと思うけど、知っていると結構その辺が面白い。
 この本はTRPGに役立つかと言うと微妙。せいぜい戦闘描写にリアリティを出す程度。ただ、小説書く人とかマンガ描くには資料本として有用なんじゃないかなぁとは思う。ま、その技を練習したり、俺みたいに単純に読んで面白がったりするって楽しみ方もあるけどね。