GTとは「ジャイアント・トルーパーズ」

 今日は「トラベラー」のキャンペーンの続きをやるはずだったのだが、虎魂氏が仕事で来れなくなってしまった。という事で、俺がGMで「ジャイアント・トルーパーズ」をやる。
 「ジャイアント・トルーパーズ」は俺が作ったTRPGで、一応「第1回サイコロ・フィクション・コンテスト」で入賞したゲーム。まぁ、ゲーム内容的には「サイコロ・フィクションで遊ぶバトルテック」だ。要するに「機体を設計してバトル」という物。
 今回、なぜ「ジャイアント・トルーパーズ」をやろうかと思ったかと言うと、マンガ家のあわじひめじ氏をセッションに招こうってなったからだ。あわじひめじ氏はTRPGゲーマーであり、去年の冬コミで出した「ジャイアント・トルーパーズ」の基本ルールの表紙イラストを描いてくれた人。で、夏コミのイラストも描いていただけるって話だったので「だったら遊んでみた方がイメージ掴んでもらえるんじゃね?」と思ったからだ。
 という事で拙作の「ジャイアント・トルーパーズ」をやる。今回の「アメリカ軍第13機甲師団第9小隊」である通称「BS(ベビーシッター)小隊」のパイロット達は以下の通り。

マチュア・ルーキア少佐
プレイヤーはあわじひめじ氏。20歳女性。搭乗機体は中量級人型。射撃攻撃をメインにするタイプ。
ゲイリー・G中尉
プレイヤーはジャック氏。27歳男性。搭乗機体は中量級人型。ロマン武器である「パイルバンカー」を装備した機体。
グリシンライフガード中尉
プレイヤーはRion氏。34歳男性。搭乗機体は重量級多脚型。長距離からミサイルをバンバン撃ってくる花火みたいな奴。


 今回は、あわじひめじ氏が「マチュア・ルーキアは実戦経験がないけど隊長」と言った事から、

  • マチュア・ルーキア少佐は親の七光りでジャイアント・トルーパー乗りになってすぐに隊長になった。
  • 父親はテラン・ルーキア准将。「レッドボア」の異名を持った元ジャイアント・トルーパー乗り。
  • テラン・ルーキア准将は元直属の部下であったグリシンライフガード中尉をお目付け役としてこの部隊に配属。ベテラン兵のゲイリー・G中尉も護衛的に配属。
  • 上記の経緯から、陸軍内では「BS(ベビーシッター)小隊」と呼ばれている。


という設定が生える。このゲームは一応TRPGなので設定は大事ですよ。
 そして、今回の敵は「国連軍」。アメリカが国連を離れて戦争おっぱじめるわけですか。うん、確かに経済がにっちもさっちもいかなくなったアメリカが戦争やりたがっていればあり得ないわけではなかろう。
 さて、今回は「国連軍との勢力範囲の緩衝地帯をパトロールしてこい」という任務。敵軍から強行偵察などで進攻してきやすいルートをパトロールしろってわけだ。で、ゲームの必然性として強行偵察部隊と戦闘が始まるわけですな。
 戦闘の経緯としては「1ターン目に突出したマチュア・ルーキア少佐の居場所にスモーク弾を焚いて援護する」というベビーシッターぶりを発揮しながら戦闘開始。そして、攻撃目標がマチュア・ルーキア少佐以外の以外の機体向き始め、グリシンライフガード中尉の機体はボロボロになり始める。
 戦闘は最終的に「3機いた敵機の内、2機がエネルギータンク直撃を受けて爆散。残った1機は逃走」という形で終了。ちなみに、ゲイリー・G中尉とグリシンライフガード中尉の機体は結構損傷していたが、マチュア・ルーキア少佐の機体はノー・ダメージ。さすがですな。「ベビーシッター小隊」の異名は伊達じゃない(笑)。