このセリフを言えたから良し

 今日は俺がスタッフをするTRPGサークル「ニューディール*1」が主催するコンベンションの"ND-CON"の日。そして、俺がGMで「エクリプス・フェイズ*2」をやる。
 という事で、人類滅亡から人類を救う秘密組織「ファイアウォール」のセンティネル*3は以下の通り。

イオナアナーキー
プレイヤーはサークル代表。使用アーキタイプは「スカムの用心棒」。「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のパンティとか「職業・殺し屋。」のマンティスみたいな女。
ニック
プレイヤーはごくまれ氏。使用アーキタイプは「メリクリウスの盗掘者」。知性化された人間大の蛸。母国語が日本語で水墨画が得意な御茶目な蛸。


 今回使ったシナリオは「ロール&ロール vol.92*4」に載っている「ヘリオンズ・エッグ」。ルール自体も日本語版は出ていないので、同じくこのシナリオと一緒に載っていた体験版ルールを使用。
 うん、このシナリオは「エクリプス・フェイズ」の入門としては良く出来ていると思う。「魂のバックアップから生き返る」とか「自分自身をコピーして同時に複数の場所で活動する」って事をPCにやらせたりするのでね。この辺の要素は他のTRPGでは普通は出来ないからねぇ。まぁ、理由があるとはいえ個人宅に超テルミット爆弾があったり、PC達が乗っている宇宙船が反物質エンジンで動いていたりとツッコミ入れたくなる様な設定もあるのだが、それはそれでSFらしい外連味を感じさせるので良し。
 そして今日のセッションでは、シナリオを読んだ時に「このセリフは絶対言おう」と思っていたセリフがウケたので満足。ちなみにそのセリフは


たったひとつの冴えたやりかた


 このシナリオは「SF物で、女のNPCが、人類を滅亡させる程のウィルスに感染している事を自覚し、自分自身の完全なる消滅を決意し、それをPCに伝えるシーンがある」のですよ。だったらこのセリフを吐かない方がおかしかろうて。


GMの俺「ではそいつがこう言うよ。『私の死体を魂のバックアップごと爆弾で吹き飛ばして。これがたったひとつの冴えたやりかた』」
プレイヤー「なんだよ、その取ってつけた様なSF臭!」
GMの俺「何言ってやがる、このゲームはSFだ!」(ドヤ顔)


 TRPGって本当に楽しいものですね。