第1回 夜明け前

 という事で、基本ルールブック付属のシナリオ「夜明け前」をやる。これは簡単に言えば「地球の自転が止まってしまった。シナリオをクリアすると地球が再び自転し始めるぞ」というシナリオだ。はい、これが作成直後のPC達が扱う様なシナリオです。スゲーぜ、さすがはTORG
 さて、今回俺が「ロマンス」のサイドストーリー・カードを引いた事で、おそらくキャンペーンに度々登場する事になるであろうNPCが生まれた。というのも、俺が最初の戦闘直後にこのカードを使ったからだ。いやね、このカードを使うと、シナリオ中は毎シーン終わる度にポシビリテ*1が1点貰えるのでねぇ。
 これによって「最初の戦闘で戦ったエディーノスの一団のリーダーは実はメスで、気絶状態から回復したらロケットニンジャーとロマンス発生」となった。で、こいつがエディーノスのケタ・カルズ僧*2ポシビリティ能力者*3だったので、ロケットニンジャーが「ストーム・ナイトになれ」と勧誘。という事で、このシナリオ中は「“背景”として戦う仲間のストーム・ナイト」となった。
 ちなみに名前は「エディ子」。ニャルラトホテプ星人のニャル子がいるならエディーノスのエディ子がいても良かろうて。
 でまぁ、ロケットニンジャーが陽動のために出撃したり、戦闘を終える度に「さすがだわ、キャー素敵!」と叫ぶエディ子。そして、キャッキャウフフしてるのでGMも文句のつけようがなく「ロマンス」効果でロケットニンジャーはポシビリティをゲット。他プレイヤーからは「ポシビリティ的ヒモ」と呼ばれてみたり。
 ちなみに、サイドストーリー・カードの「ロマンス」は「キャンペーン」のスペシャル・カードを使わないとシナリオ使い切り。なので


ロケットニンジャー「ここから先の戦いは危険だ。お前はここに残れ。俺は必ず帰ってくる」
エディ子「分かったわ。絶対に生きて帰ってきてね」


的な感じで次回以降のシナリオには基本的に登場しない。でも、今後のセッションで再び「ロマンス」のサイドストーリー・カードを引いたり「知人」のスペシャル・カードを使ったら


エディ子「来ちゃった」(モジモジ)


と再登場する事であろう。個人的には「ロマンス」のサイドストーリー・カードを「キャンペーン」で恒久化して、常にシーンごとに追加のポシビリティが欲しいなぁと思ったり。
 とまぁ、そんなこんなで無事に地球が再度自転を始めてシナリオ・クリア。しかし、


ストーム・ナイト達の戦いは始まったばかりだ!


 あ、こんな書き方すると打ち切り臭がするけど、来月もこの続きを遊びますんで。

*1:ゲーム的には「経験点兼ヒーローポイント」

*2:ケタ・カルズとは、エディーノスが信じる原始宗教

*3:ポシビリティを使える者。要するにPCと同じ様な超人