Gloria Mundi

 まず始めにやったのは"Gloria Mundi*1"。
 「我が国ローマにゴート族が攻めてきた。早くカルタゴに逃げろ!」というゲーム。戦うのではなく、逃げ足を競う。
 自分の手番に

  1. ボード上に施設カードを補充する。これが購入可能の物。
  2. 土地カードをプレイする*2
  3. 対応した土地カードから物資を得る。もしくは、対応する土地カードにある施設カードの効果を使う。
  4. 施設カードを購入できるなら物資を払って購入し、土地カードに建設する。
  5. ゴート族の侵攻を抑えるために物資を派遣する。
  6. 物資を派遣できない or 派遣しないなら、ゴート族が侵攻。手番プレイヤーから土地カードを破棄する。土地カードに施設カードがあった場合、一緒に破棄される。


という流れでプレイが行われる。施設カードを購入するとローマからカルタゴに逃げていく事ができる。また、効果が発揮されるとカルタゴへ逃げていく事のできる施設カードも存在する。そして、ゴート族がローマを占拠した時に一番カルタゴに近い人の勝ち*3
 5人プレイで結果は3位。「施設を建設したら即土地破壊で施設消滅」という不幸が起きまくった*4ので勝てなかったなぁ。
 このゲーム、上家に施設を破壊されるのに自分が攻撃できるのは下家。直に上家に仕返しできないのでちょとストレス溜まる。やっぱやられたらやり返せないとねぇ。その点が不満だったかな。あとはまぁ、それなりの出来のゲームだとは思う。

*1:http://www.ps-hiroshima.com/board/gloriamundi.htm

*2:土地カードは最初に配られる。ゲーム中には補充されない

*3:もしくは先にカルタゴに入った人の勝ち

*4:まぁ、上家が施設の破壊を狙ってくるのだけどね

Silk Road

 次にやったのは"Silk Road*1"。
 「我々はシルクロードを行くキャラバン隊だ。途中途中で物資を購入しては売りさばき、利益を上げよう」というゲーム。最も利益を上げたプレイヤーの勝ち。
 ゲームの流れは

  1. 仮隊長の左隣から隊長になりたいかどうかを決める。隊長になりたいなら競りを行う。
  2. 仮隊長は、隊長になりたいなら最高値を付けた人にその金額を払う。隊長を譲り渡していいと思ったら最高値を付けた人からその金額を貰う。これで隊長が決定する。
  3. 隊長が次の行き先を決定する。
  4. 行った先で隊長から順に行動する*2
  5. 一人だけ行動できない人が出るので、その人が次の仮隊長。


 結果は俺が38点取ってトップ。2位とは4点差を付けた。前半で購入しまった物資を、後半で上手く売りさばいてどんどん金をゲットしたのが勝因かなぁ。物資が残っていたらそれが得点になるんだが、終了時には俺は金しか持っていなかったからねぇ。
 今回「してやったり!」と思ったのは最後のターン。最後のターンは俺が隊長を競り落として残った物資を全て売り払った。そして、次の手番の人が「物資を盗む」という行動を行って俺から物資を奪おうとしたのだ*3


「俺、もう物資持ってないよん」


 最後の手番を無駄にしたショックは大きいだろうねぇ。
 このゲーム、単純だけど面白い。ただ、ゲーム開始直後の仮隊長は大きなアドバンテージになるので*4、この点を改善する必要があるとは思った。

*1:http://www.enterbrain.co.jp/hobby/others/bgk/topics/061022/01img.html#silkroad

*2:左隣に手番が移っていくのではなく、手番が終わったプレイヤーが次の手番のプレイヤーを指名する

*3:ちなみに、獲得した物資や金はツイタテを使って見えないようにする

*4:競りが始まると金を獲得するチャンスだし、競りがなければ自動的に隊長になれる

Descent: Journeys in the Dark

 次は、参加者の一人が"Descent: Journeys in the Dark*1"を持ってきていたのでそれをやる。勿論、持ってきた人が敵役*2
 ランダムにキャラを選んだ結果、今回ダンジョンに潜るのは以下の者達となった*3

ルーンの魔女アスタラ
人間の魔女。魔法攻撃をする人。今回の能力は「隣接した仲間の攻撃をサポートする」という物。具体的には射程とダメージが+1される。今回唯一の女性キャラ。まぁ、絵はバタ臭くて一切萌えはないんだがね。
ティールホーン
ミノタウロスの戦士。近接攻撃をする牛。今回は「移動して2回攻撃できる」という能力を持っていた。それ結構強いなぁ。
モルドログ
オーク族の戦士。近接攻撃をする不細工。今回は「ダメージが上昇する」とかの地味で強力な能力を持っていた。
死せるヴァリカス
アンデッドの戦士。近接攻撃と魔法攻撃をするゾンビ。今回は「疲労して移動力半分にすれば3回攻撃できる」という超強力な能力を持つ。まぁ、こんな能力を持っていたため、接近戦しかしていなかった。
グレイ・カー
俺のキャラクター。人間の盗賊。射撃攻撃をする盗人。今回は「波動*4を2つ多い事にできる」「移動力が2増える」「1疲労する毎に敵味方関係なく1マス動かせる。重複可なのに抵抗は不可!」という能力を得た。仲間を敵に接敵させて全力攻撃させたり、邪魔な敵を追いやったりできるのでスゲー強い。


 今回のシナリオは「ドラゴン退治」。熱いよねぇ。王道だよねぇ。
 今回は中ボス戦に苦しんだ。出てきたモンスターが、ナーガ、オーガ、マティコア、ジャイアント・スパイダーの大物モンスター4匹。こっちの攻撃でマンティコアが行動する前に倒れた物の、他のキャラ達が攻撃を失敗し続けてピンチになる。何とか倒しはしたのだが、スティールホーンが1回死亡した*5
 しかし、中ボス戦の苦戦に見合う品をゲットする。それは魔剣「魂喰らい」。この武器、攻撃力も大きい上に、出目に波動が2つあるとダメージが倍になる!スゲー。そしてこっそり射撃武器。なので俺のグレイ・カーが装備する。ん?


今回のグレイ・カーが持つと自動的にダメージ倍だぞ!


 おぉ、マジか!
 そして対ドラゴン戦。アスタラがドラゴンブレスで残りHPが1になる。そこに追い打ちの炎上。炎上すると運試しをし、失敗すると追加で1ダメージ。結果、アスタラ死亡。そして俺達の手番になる。
 皆の意見は「扉を開けたらドラゴンに攻撃されたって状態なので、一端退いて再編成してから突入する」という事にまとまった。で、せっかくなので攻撃してから逃げる事に。まずは俺のグレイ・カーから。


「魂喰らい」によってドラゴンのHP残り4点に!


 あれ?倒せるんじゃね?という事で、皆が一気に畳みかける。結果、ドラゴンを撃破して俺達の勝利。


アスタラ「もしかして死に損?」
俺「いや、きっと『私の力を使って!』とか言って霊体で出てきてるよ(笑)」
アスタラ「あと、死んだキャラは街で復活するから、街に帰ると女が待っていてくれるわけだ(笑)」


 いや〜、やっぱり"Descent"は面白いなぁ。拡張セットも発売されるらしいし。拡張セットの「転がる岩」とか超燃えるよなぁ。でも、「高い、デカイ、重い」の三拍揃ってるのがネックだねぇ。買うかどうか悩ましいところだ。

*1:http://www.thegamegallery.net/games/gameinfo.cgi?id=435

*2:敵役一人と他のプレイヤーの戦いのゲームなのだ

*3:ちなみに「ルーンバンド」と同じキャラが用意されている

*4:攻撃ダイスで出る出目の一つ。波動が多く出ると射程が伸びたりダメージが増えたりする

*5:死んだキャラは街で復活して再びダンジョンに潜ってくる。ちなみに、キャラが死ぬとキャラクター側の勝利点が減る

盗賊騎士

 最後に俺が持っていった「盗賊騎士*1」をやる。熱い攻防が繰り広げられた結果、俺が1位を制した。ちなみに獲得点数は28点で、2位が27点。危ないところだった。