ストームブリンガー
今日はアレゲーの会。アレな連中がアレなゲームをやるために集まる会だ。そしてメンバー7人中6人が集まる。
で、やったのは「ストームブリンガー」。エルリック・サーガの世界を舞台にしたTRPGだ。そして、ささくれペンギン氏がGMとなりPC達は以下の様になった。
- ビルミールの男
- プレイヤーはアツシ氏。45歳男性。暗殺者。ビルミール出身なので「ビルミールの男」と呼ばれる暗殺者。「レヴィ・カーノフ」という偽名を使う。「外見的特徴が一切ない」というのが特徴。
- ハンス
- プレイヤーはナギ氏。26歳男性。盗賊……ていうか、タカリ屋。「この店は客に虫食いリンゴを食わせるのか?」とかって因縁を付けてタカるチンピラ。
- ベン
- プレイヤーは葵氏。42歳男性。解放奴隷。この年まで盗賊の奴隷をしていて、最近その盗賊が捕らえられたので解放された。性根から奴隷の男。
- フィルカール
- プレイヤーはサージェント・キットン氏*1。22歳男性。記憶喪失。え〜、「放浪者、記憶喪失」という職業があるんですよ、このゲームには。名前も「フィルカールで見つかった男だから」という理由でこの名前。
- コガン・ザ・グレートソード
- プレイヤーは俺。41歳男性。傭兵。グレート・ソード技能が404%もあるグレソ・ハッピーな人。当然ながら他の技能がおろそかになっている。グレート・ソード振るうと「101%*2で4回攻撃」とか言い始める。俺が名前どうしようか悩んでいたら、この名前を葵氏が付けてくれた。当然「コナン・ザ・グレート+岩本虎眼+グレソ」。虎眼先生なので指が6本ある。「星流れ404%で」といか言うかも。*3
え〜、何て言うか
このパーティは完全に「事故」だよね?
コンベンションでこんな卓に入ったら、俺は
「すいません、急に仕事に呼び出されたんで帰ります」
とか言って帰ってるだろう、絶対に。まぁ、見知った仲間内だし、俺もアレなPCだし、第一アレゲー会だし。なので通し。
トンデモ戦士達とトンデモ商人達
今日やったシナリオは2本。両方ともルールブック付属シナリオ。
1本目の「運命の重さ」。このシナリオは<法>の戦士、<混沌>の戦士、<天秤>の戦士が出てくるシナリオ。<法><混沌><天秤>というのは神々の勢力で、秩序を司る<法>、混迷を司る<混沌>、調和を司る<天秤>の3勢力。で、それぞれの勢力に突き進む戦士達がどんな奴等かを見せつけるシナリオ。そして
どの勢力に傾いてもダメな奴になると理解するためのシナリオ。*1
わざわざPC達を集めて自分の勢力について語る奴、他の勢力に耳を傾けたと因縁付けて攻撃してくる奴、他の勢力の助けを受けたと因縁付けて攻撃してくる奴。しかもデーモンアーマー着てたりするのでPCは基本的に勝てない。何ですか、その厨房シナリオ*2?
2本目の「重要な思い」。これはどうしようもない商人達が出てくるシナリオ。でも、敵も味方も話は通じるので1本目よりはマシかなぁ。(笑)
そして戦闘。俺のコガン・ザ・グレートソードの見せ場!101%4回攻撃だ!
ファンブル、目の中に汗が入って2ラウンド攻撃不可。
あれぇ?
それでも3ラウンド目に攻撃はしたけどさぁ、なんだかなぁ。
2本目のシナリオが終わったら、GMが
「F.E.A.R.ゲーみたいなエンディング・フェイズはないけど、何かエンディング欲しい?」
と言うので、プレイヤー達は嬉々としてエンディングを語り、皆でゲラゲラ笑う。
- ビルミールの男
- 仕事の都合で、黒い剣を持った白子の男と対峙する。
- ハンス
- 身なりのいい黒い剣を持った白子の男に当たり屋やろうと近づいたら、いつの間にか胸に黒い剣が刺さっていた。
- ベン
- 技能を生かして大盗賊になりメルニボネに潜入。メルニボネ王の寝室に忍び込んだ時に王が寝返りを打つ。その手には何故か黒い剣が握られていた。
- フィルカール
- 様々な所を放浪しても記憶が戻らず、メルニボネ陥落戦に参加してメルニボネに潜入。すると、目の前から黒い剣を持った白子の男が放心しながら近づいてきた。
- コガン・ザ・グレートソード
- 町中で肩がぶつかって「イテェじゃねぇか!」と怒鳴った相手が、黒い剣を持った白子の男だった。
あぁ、皆確実に死んだね。
パラノイア・カードゲーム
「ストームブリンガー」が終わってから昨日買った「パラノイア・カードゲーム*1」をやる。感想。
超面白い!
いや〜、TRPG版の「パラノイア」のテイストをしっかり周到している秀作だと思う。問題があると言えば、6人プレイだと時間がかかりすぎるってところかな。2時間遊んでもルール通りの終わり方*2をしなかったからねぇ。もっとも、4人プレイとかだとまた変わるだろうから、今後も何度か遊んで感覚を掴もうと思う。ちなみに、6人プレイだとクローン3人でいいだろう。これで大幅に時間短縮ができる。
今回は結構時間がかかったので、途中で「これが最後のミッションにしよう」という提案があり、それを皆が受け入れた。ちなみに、ゲーム終了時にセキュリティクリアランス*3が一番高い人が勝ちである。そして、最後のミッションの時点でセキュリティクリアランスは以下の通り。
そして、最後のミッションは「ミッション終了後に生き残っている奴の中から一人だけ2階級昇格する」という物。ブルーのささくれペンギン氏が昇格すれば問答無用でトップ。グリーンの3人は昇格するならインディゴになれるからトップ。イエローの2人も昇格してブルーになればクローン残数の差でトップになれる。つまり、誰でもトップになれる状態だ。
俺はミッションクリア後に昇進する条件をこっそり満たしていた。さらにアクションカードの「ミッション放棄」を持っていた。このアクションカードを使えば即ミッション終了になるのだが、1発目で使うと絶対に打ち消されるだろう。なので、虎視眈々とミッションを終わらせるタイミングを計る。そして、誰も打ち消しカードを持っていない事を確信して「ミッション放棄」使用。見事インディゴになってトップをさらった。Yeah!
*1:http://www.ps-hiroshima.com/board/paranoiacardjapan.htm
*2:ルール通りの終わり方は「誰かがクローンを全て失ったら終了」
*3:階級だと思いねぇ。ちなみに、電磁スペクトルの色に対応しており、スタート時のレッドから、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、インディゴ、バイオレット、ウルトラヴァイオレットの順に上がっていく。ちなみに、世界観的にはレッドの下にインフラレッドがいる
その後
新宿に行って皆で飲む。さんざん飲んで解散。今日もいっぱい遊びましたとさ。