儀式2日前

 全PCが村に集まる。そして夜、司祭ジェロードは祭りの打ち合わせのために巫女マーリアと共に村長の家に来ていた。村長の家は来訪者の宿を兼ねているので、そこでPC全員が顔合わせをする。もっとも、盗賊グラントは兄の仇がいないか窓から村を凝視し、商人を名乗るピエールは「夜の到来に対する恐怖症」によって挙動不審になっているが*1
 吟遊詩人ブリジットは巫女マーリアと事前に会っており、マーリアは姫神*2の血を引くブリジットを吉兆として迎えていた。そして、司祭ジェロードもブリジットの横にいる雪狼を見て姫神様の使いと認め、「お待ちしておりました」とかしずいた。
 司祭が膝をついて挨拶をしているところを見た盗賊グラントは、彼等に宗教的なエラルキーを読みとる。
 「緑の猟犬」ピエールは雪狼の存在に気付き、ブリジットの血は封印解放に使えないかと考え始める。また、ピエールは一番邪魔な司祭ジェロード*3には密かな敵意を燃やす。
 ちなみに狩人マーカスは、まだ司祭ジェロードには接触をしなかった。まぁ、夜寝ている時の夢歩きで高い達成値出して魔族に出会い、新しい運命を手に入れちゃったりしてたけどね。
 とりあえずこの時点では、実に順当な「深淵」のオープニングを迎えていた。

*1:周りの人間には「野宿した時に狼に襲われてから夜が怖くてたまらない」と説明している

*2:魔族ネージャの事ね

*3:封印解放する際には絶対敵対するので