ウォーハンマー

 今日はTRPGサークル「ニューディル*1」の内輪の会。そして、しも氏がGMで「ウォーハンマー第2版」をやる。シナリオは「略奪品の貯蔵庫*2」収録の「薔薇色の選択」。追加経験点300点で、パーティ構成は以下の通り。

ルートヴィクス
プレイヤーはサークル代表。人間23歳男性。キャリアは看守。容貌の特徴は「水痘の痕跡」「折れた鼻」「ずたずたの耳」。ちなみに、名前は第1版の名前表で決定。
ナルゴンド
プレイヤーはS氏。ドワーフ110歳男性。キャリアは狩人から転職して兵士。容貌の特徴は「入れ墨」「変な臭い」「爪がない」。
カール
プレイヤーはM氏。ハーフリング28歳男性。キャリアは墓荒らし。容貌の特徴は「眠たげな目」「乱杭歯」「珍しい瞳の色」。
カルグン
プレイヤーは俺。ドワーフ55歳男性。キャリアは傭兵。容貌の特徴は「眠たげな目」「乱杭歯」「巨大な鼻」。


 市販シナリオなので内容は割愛。
 今回は非常に「ウォーハンマー」らしいラスト戦闘だった。まず、状況としては

  • 場所は希少本が沢山ある書庫。
  • 俺達、敵、混沌の化け物の順で位置取り。
  • 混沌の化け物は近くの者に見境なく攻撃。


というもの。で、戦闘をする。そして「敵は混沌の化け物に襲われている奴等だけ」という状況になる。
 ここで、カールが混沌の化け物を攻撃しようとしたので、俺が一言。


「本持って逃げれば?」


 現在の状況は、俺達の敵は暴れ回る混沌の化け物との抗戦で手一杯。という事は、俺達はフリーで動ける。で、敵と混沌の化け物を俺達が倒す義理はない。敵は別に状況的に敵になってるだけで俺達と直接的な利害関係がある訳じゃないから放っておいていいし、司祭とかが仲間にいないので混沌の化け物は俺達が倒す必要ない。
 という事で、暴れる混沌の化け物と敵の戦闘を尻目に、俺達は書棚の本を抜いて*3逃走。1人は本を盗む暇はなかったのだが、それでもパーティで6冊の希少本。捨て値で売っても全部で金貨600枚にはなる*4。やったね!
 あとはまぁ、敵と混沌の化け物を放っておくのはマズイかも知れないので、戦線離脱してから「大変だ、化け物が出た!」と応援を呼びに行ったわけだ。当然、そいつ等の処理は呼んだ応援に任せる。人数がいっぱいいるから何とかなるでしょ。
 という事で、ラスト戦闘は「敵を放っておいて本を盗んで逃走」という結果になる。これがSNEやF.E.A.R.のゲームだったら「俺達が倒さなくては!」となって殲滅戦するところだが。いや〜、スゲー「ウォーハンマー」っぽい結末だなぁ。

*1:http://oridei.fool.jp/sub2.html

*2:http://www.hobbyjapan.co.jp/wh/lineup/lineup_pv.html

*3:右手と左手で1人あたり2冊ずつ

*4:金貨3枚あれば1人が2ヶ月遊んで暮らせる