シナリオ作りの引き出し

 さて、先週はシナリオの作り方について書いていた。だが、やはりシナリオ作りに大切なのは


引き出しの多さ


だろう。これはネタを色々と収めた脳内の引き出しってヤツだ。これが多いと、それから色々と引き出して組み合わせていける。
 では、どうやってその引き出しを増やしていくかというと、色々なエンターテイメントに触れる事に尽きると思う。例えば、映画観賞や読書なんかね。読書は何も活字だけではなくマンガでもいい。また、物語である必要もなく、エッセイであったり宇宙論量子力学とかって本でも構わない。とりあえず、色々な物に興味を持って触れていくのが重要だ。
 物語を持つエンターテイメントはシーン演出の参考になるのは当然だが、一見ストーリー作成に関係ない分野でも物語のネタになったりする事がある。また、そういう引き出しが沢山ある人は、やはりマスタリングも上手い。
 シナリオ作りに関しては「好奇心旺盛になる」ってのが一番なんだろう。興味を持った物ってのはシナリオ作りに生きなくても、充分に楽しめる物だしね。