口先の魔術師

 さて、ドラゴン・スレイヤーズとなった俺達はさらにダンジョンを探索する。すると、オークが7匹登場。ゲハハハッ、汚らしいオーク共め、切り刻んでやんよ。って事で戦闘開始。すると、


オークのクリティカル攻撃でジロキチ死亡!


 このゲームでは戦闘で6ゾロが出ると問答無用で致命傷を与えられる。NPCなら死亡、PCは致命傷を受けて1d6分後に死亡。そして、ジロキチは1分後に死亡と出た。
 さて、今回は1戦闘ターンを1分としていた。これは、魔法の効果時間をゲーム的に処理するためだ*1。で、ジロキチは1戦闘ターン後に死亡。このゲームの回復魔法は戦闘中は使用不可。そして、1戦闘ターンでオークを一掃するのは無理。つまり詰んだ。て事でジロキチの死亡確定。ドラゴン・スレイヤーがオークに殺される。ああ無情。ま、調子に乗った悪党の末路はそんなもんか。
 で、ジロキチの代わりに新しいPC登場。

口車のツネジ
23歳男性。人間のペテン師。両手剣15、暗視12、剛力12、感知12、口車14、罠の知識12。


 さて、このツネジ。彼は戦闘力も罠の知識も高いわけだが、やはり売りは口車技能が高い事。この位のレベルになると敵対的な奴に不可能な要求を突きつけても丸め込む事も可能だったりする。で、ダンジョン内にいるモンスターを次々に丸め込んでお友達にしていく。ちなみに、ツネジが友達にした奴は

  • 邪教徒のネクロマンサー
  • ヴァンパイア
  • 高レベル魔術師*2


 そして、カンダルフがコカトリスのクリティカル攻撃で死にそうになった時には友達になったヴァンパイアに回復ポーションを分けて貰ったり。おぉ、ツネジがいなかったらカンダルフ死んでたよ。敵は少ない方がいい、味方は多い方がいい。持つべき物は丸め込まれたお友達だねぇ。
 てな事でダンジョンを探索完了。二度とポート・ブラックサンドなんかに戻らねぇって事でサラモニスの街に旅立った一行であったとさ。

*1:魔法の効果時間は分単位で書いてあり、基本ルールだとゲーム内時間ではなく実時間を適用する

*2:こいつはツネジが参加する前に知り合っていたのだが、ツネジも上手く取り入った