解説

 という事で、まずは大蔵流の茂山千三郎氏と和泉流野村萬斎氏による掛け合い漫才的な解説がある。
 そして、この解説での見所の「同じ曲を別流派が舞う」というのが行われる。大蔵流和泉流では、同じ曲を舞うのでも型が違う。それを同時に見せてくれるという物だ。去年は茂山千三郎氏が女性問題で降板していたが、今年は復活しているのでまた観れた。
 うん、やっぱり同じ曲を別流派が舞うのを同時に観るってのは面白いねぇ。型の違いを観るのも面白いんだけど、歌がずれて不協和音の様になったと思ったら、急にピッタリ合ったりする所も面白い。こういう催し物でもなければなかなか観る事ができないからねぇ。良い物観させて貰いました。