TVゲーム

 今日はTVゲームの新作ラッシュみたいだね。店頭では「ベヨネッタ*1」とか「鉄拳6*2」とか「光の4戦士*3」なんかが大々的に扱われていたよ。
 で、そんな中でこっそりと発売されたのが、ニンテンドーDSソフト「ゲームブックDS ソード・ワールド2.0*4」。「ソード・ワールド2.0*5」を元にしたゲームブックニンテンドーDSでやろうって物だ。早期購入特典でブックカバーが貰えたり、初回限定版*6なんかもあるそうな。
 8月下旬発売だった物が発売日伸びて今日発売だったんだが、どの辺に手間取ったのかねぇ?JGC*7で体験会があったからやってみたんだけど、そんなに難しい事やってないんじゃねぇかなぁと。だって、基本的に片方の画面にテキスト表示してもう片方にイラスト表示するだけじゃん。パラグラフのリンクなんて「ホームページ作成でリンクを張る」程度の方式で充分だし。あとは判定に関するプログラム組めばいいんでしょ?プログラムのレベルとしては「プログラムの勉強している人が作る」って程度の物じゃない?
 製品版になってJGCでの体験版とどの程度違いができたのかが気になる所でもある。ちなみに、体験会では「ルールブックを持っていないと何をやっているか分からない部分がある」ってのが非常に気になった所。例えばキャラメ。キャラクターのパラメーターを決めるのだが、レイアウトが悪いのでどういう風に能力値が決まるのかが分からない。初期技能を修得するにも、残りの経験点が表示されず、技能のレベルを上げるのにどれだけ経験点が必要かも表示されない。さらに、戦闘特技を選べといわれるのだが、戦闘特技名だけでどんな事ができるかは一切説明がない。そんなキャラメだったと思う。製品版になってその辺がちゃんと直っているのだろうか?
 あとはまぁ、ゲームブックという媒体をどんな風に扱っているのかが気になる所ではある。「最初の選択肢でデッドエンド決定」とかいう昔あった様な酷い仕打ちを行っているんだったら超クールなんだが(笑)。でもまぁ、そんな事はないんだろうなぁ。
 ストーリー的にはJGCの体験会と同じ流れなのかな?体験会の時は道を歩いていたらタビットの少女が助けを求めて来るんだが、それをガン無視するパラグラフがあった。で、無視していると「騎士達の食料を盗み食いした」と聞こえてくる。そして、それを尻目に町に向かう事ができた*8。あれは素敵な作りだったな。まぁ、そのタビットが後から出てきた時に関わらなきゃならないのが残念だったが。
 ともあれ、ひっそりと発売された「ゲームブックDS ソード・ワールド2.0」。売れ行きはどうなんだろうね?