メイジ:ジ・アセンション

 今日はTRPGサークル「ニューディール*1」のしもS氏に誘われ、「メイジ:ジ・アセンション」をやる。「メイジ」か、久し振りにやるなぁ。
 今回のストーリーテラーはS氏の知り合いであるアメリカ白人B氏。日本語と英語の混ぜこぜセッションってわけだ。そして、今日のキャラクターは以下の通り。ちなみに、領域の括弧内はその領域を使うための焦具。

ジョセフ・ブラウン
プレイヤーはしも氏。18歳男性。流派はアカシャ同胞団。外面は情熱家、本性は乱暴者、化身は根源。領域は精神レベル3(読経)と時間レベル3(運動)。体の弱いシャイボーイだったが、武道に目覚めた。
ハンナ・ワトソン
プレイヤーはS氏。18歳女性。流派は夢の語り部。外面は変わり者、本性は一匹狼、化身は根源。領域は生命レベル3(踊り)と原質レベル1(歌)と精霊レベル2(呪文)。一人で森にいるのが好き。
マイケル・マクドナルド
プレイヤーは俺。18歳男性。流派はヴァーチャル・アデプト。外面は享楽家、本性は危険好き、化身は探求。領域は照応レベル3(iPhone)と精神レベル3(瞑想ムービー)。10歳でネットにハマり、中高生の時にプログラミングやハッキングに没頭したダメな子。


 今日は「メイジ」をやるという事で、俺のお気に入りの流派の一つである「ヴァーチャル・アデプト」をやってみた*2。この流派はコンピュータを使って魔法を使う奴等であり、現実をアップデートするために「リアリティ2.0」とかいう物を開発しているステキ流派。なので、マイケル・マクドナルドも「良いシステムは事故らない。世界法則を良いシステムにアップデートしよう!」って考えている。
 で、魔法を使う時の焦具はiPhoneだったり。ほら、現代のヴァーチャル・アデプトっぽいじゃん*3。精神の魔法を使う時にもiPhoneで怪しげなムービーを見るわけだ。
 そして今日のセッション。使用したシナリオは"Fever Dreams"という公式シナリオをアレンジした物らしい。大学の新入生であるPC達が謎の熱病の原因を追うって内容のシナリオだ。
 でまぁ、セッションをやるわけだが。


照応と精神を組み合わせた魔法って強い!


 照応ってのは空間を操る魔法で、マイケル・マクドナルドは五感に頼らずに空間を知覚できたり、結界を張ったり、五感を投射したり、テレポートしたり、全宇宙に検索をかけたりできる。
 精神は文字通り精神を操る魔法で、マイケル・マクドナルドは平行思考をしたり、相手の精神に感情を投射したり、テレパシーをしたり、思考を読んだりできる。
 今回、精神の魔法を修得したのは、照応で行える全宇宙の検索には膨大な情報を並行処理するための精神活動が必要ってあったためなのだが、この2つが組み合わさるとかなり凶悪だ。とりあえず「特定の誰か」に対して検索をかけると、そいつの居場所が分かる。そして、居場所を特定したら対象に向かってマインド・サーチをかけられる。なので、離れた所にいる人間から情報をガリガリ引き出せるのだ。一般人なら大抵は抵抗できないし、抵抗に成功する様なヤツだったら敵組織のメイジと考えて間違いない。どっちにしろ有益な情報が手に入る。さらに、全宇宙検索をして居場所を特定したヤツの心変わりとかをさせる事もできるので、極めて便利だ。実際、今日のセッションでも敵組織の陰謀で警察に重要参考人として連れて行かれそうになったので、

  1. 警官の思考を読み、命令をしたヤツを知る。
  2. 命令をしたヤツの居場所を検索。
  3. 命令をしたヤツに「マイケル・マクドナルドは事件に関係ない」と思わせる。


というコンボで事なきを得たりしたからね。
 という事でiPhone使って魔法を使い、仲間の2人との協力でミッション・コンプリート。今回のセッションでは戦闘らしい戦闘は発生しなかったが、戦ったら結構簡単に死ぬゲームなのでそれで良し。いや〜、久し振りに「メイジ」遊んだけど、やっぱり面白いね。

*1:http://oridei.fool.jp/sub2.html

*2:他のお気に入りの流派は「エーテルの寵児」だったりする

*3:この世界観は2003年だったかで終わりを告げるのだが、その辺は無視て事で