東銀座にて

 今日はゲーム仲間のなげやり人偏氏が演劇に出るというので、「KIRA〜赤穂事件推理帳〜*1」という演劇を見てきた。これは夏目漱石芥川龍之介の友人のカップルの恋愛相談を受けるのだが、そこに「忠臣蔵」が関わって来るという話。
 いや〜、面白かったよ。赤穂事件に関しての真実は諸説あり、ここで語られる真相もその中の一つではある。だが、「謎を解いていく」という手法と「舞台演劇の大仰な演技」が相まってグイグイと話の中に観客を引きずり込んでいく。その辺が上手いなぁと思う。小劇団の演劇は当たり外れは結構あるのだが、この演劇は当たりだったね。
 ちなみに、この「夏目漱石シリーズ」は「第六天魔王の最期〜夏目漱石推理帳〜*2」という第2弾があるそうな。こっちには本能寺の変の謎を紐解くらしい。うん、時間さえ都合がつくなら是非観に行きたいね。