ビッチ・スラップ 危険な天使たち

 ゲーム仲間に「これはバカだから観てこい」と言われたので、今日は渋谷の映画館「シアターN渋谷*1」に行って「ビッチ・スラップ 危険な天使たち*2」を観てきた。
 う〜ん、バカですなぁ。この映画のキモは「無駄にセクシー」。主要3女優の無駄なセクシー・シーンが満載。しかも、セクシー・シーンばかりなのに無駄脱ぎは全くないと来たもんだ。だけど、しっかりとキャット・ファイト*3はやる。この辺、徹底してるなぁ。
 しかしまぁ、この映画で異彩を放つのはやっぱり「キンキ*4」というアジア顔女かな。武器はヨーヨーで日本語をしゃべる。しかも、その日本語がたどたどしく、ネイティブ・ジャパニーズではない。演じているのはミナエ・ノジ氏なのだが、この人は日系アメリカ人か、もしかしたら中華系かもしれない*5
 そして、キンキの武器は刃付きヨーヨーですよ。日本人設定からも「キル・ビル」に出てきた「GOGO夕張」のパロディというかオマージュというか、そんな感じのキャラですな*6。ちなみに、GOGO夕張の武器も「片腕カンフー対空とぶギロチン」に登場する「血滴子」のオマージュで、効果音もそのまま使われていたりするんだよね*7
 ストーリー的にはオチが読めるのだが、1,000円で観れる*8んならこれでもアリかなぁとは思う。

*1:http://www.theater-n.com/

*2:http://bitchslap-movie.com/

*3:女同士の取っ組み合いの事だ

*4:綴りは"Kinki"らしい"Kinky"だったら「変態」って意味なのだが

*5:この映画は1970年代テイストのB級映画を彷彿させるところがあるので、中華系アメリカ人なのかもね

*6:もしくは、アメリカ的にはマニアックな「スケバン刑事」か?

*7:俺は気付かなかったが、「片腕カンフー対空とぶギロチン」のオープニング曲も「キル・ビル」の劇中で使用されてるらしいぞ

*8:シアターN渋谷は毎週水曜日は誰でも1,000円