マイティ・ソー

 今日は映画「マイティ・ソー*1」を観てきた。これはマーヴェル・コミックスが原作のアメコミ・ヒーローで、地球に追放されたソー*2の物語。
 感想としては「アメコミ好き補正が入っているから面白かったと思えるが、単発映画としてみた場合はそこそこ」かな。とりあえず「原作がアメコミ」って事を知っていないと面白さは半減なのかなぁ。内容としては「北欧神話をモチーフにしたアクション映画」だしね。部分部分にご都合主義が垣間見えたのもアレな気もする。
 でもまぁ、アメコミ好きにならお奨めかな。本来のソーの設定は「父オーディンに記憶を消されて人間に転生させられたソーが、土星人襲来で元の力を取り戻す」という物なのだが、原作の設定を取り入れつつ映画独自の設定をしていたりする。ソーの転生体の名前は原作では「ドナルド・ブレイク」なのだが、映画でもちゃんとドナルドだったしね。あと、ヒロインのジェーン・フォスターは原作ではドナルド・ブレイクの下で働く看護士*3なんだけど、映画では全然設定ちがうしね。あと、シールドの連中が「スタークが」とか言っているのに吹いた。あぁそうね、もう映画ではトニー・スターク*4出てきてますもんねぇ。
 映画で改めて「ソー」を観て「ジェーン・フォスターは『アベンジャーズ』でソーと結ばれる設定なのかなぁ?そうしたらスーパー玉の輿だよなぁ」とか「『アベンジャーズ』でもやっぱり敵はこいつ*5かぁ。ですよね〜」とか思ったり。早く「アベンジャーズ」の映画版を観たい物だ。

*1:http://www.mighty-thor.jp/

*2:北欧神話に出てくる雷神トールの英語読み

*3:ドナルド・ブレイクは原作では医者

*4:アイアンマンの本名

*5:ネタバレなのでここには書きません