第1話 ベルリン1939

 「トラベラー」のキャンペーン「黄昏の峰へ」は昨日終わった。で、その面子で「クトゥルフ・ワールドツアー ナチス邪神帝国の陰謀*1」をやろうって話が出ていたので、今日から全3話のショート・キャンペーンを始める。
 第1話のシナリオ・タイトルは「ベルリン1939」。時期は1939年8月半ばという「第2次世界大戦直前*2」の時。
 そして、レフリーはジャック氏で今回の探索者達は以下の通り。

エイブラハム・ダレル・ファウラー
プレイヤーは虎魂氏。30歳。男性。イギリスの諜報員。「ゲッツ・アルミン・ディーツゲン」という偽名でドイツに潜入する。
ウェイバー・キートン
プレイヤーはRion氏。32歳。男性。イギリスのコマンドー隊員。エイブラハム・ダレル・ファウラーの護衛として「バルドゥイーン・ジークムント・ロルプ・マントイフェル」の偽名でドイツに潜入する。
リヒャルト・フリードリヒ
プレイヤーは俺。52歳。男性。ドイツ在住の反ナチスの活動家。表向きは診療所を持つ医者であり、診療所は反ナチス組織の活動拠点の一つ*3。普段はユダヤ人逃亡の手引きを行っていたりする。ナチス打倒のためイギリス諜報員のサポートを行う。


 エイブラハム・ダレル・ファウラーの目的は「ナチスの高官リストを手に入れる」事。そして、ウェイバー・キートンが護衛として共に行動し、何度か共に活動したリヒャルト・フリードリヒと共に再びベルリンにて任務を行う。
 今回はSSのカール・マリア・ヴィリグート少将*4がシナリオに関わってくる。そして、どんな人物かという情報をキーパーが提示する。


何この面白い来歴!


 67歳でSSに入隊して3年で少将になったイルミニズムを提唱するオカルティスト。これって何て作品に出てくる登場人物ですか?え?ノンフィクション?マジで!?
 でだ、カール・マリア・ヴィリグート少将と接触する必要が出てきた上に、直通の電話番号をゲットしたりする。でも……だよ。俺達は

  1. イギリスの諜報員
  2. イギリスのコマンドー部隊
  3. ナチスの活動家


という構成だ。電話をかける?え〜、ないわ〜。
 という事で、今回のセッションではいかに身の安全を確保しつつカール・マリア・ヴィリグート少将とコンタクトを取るかに頭を悩ませた。
 あとはまぁ、それなりにすんなりとセッションは進んだかな。ちなみに、クライマックス直後は「探索者全員が不定の狂気発症」というカオスな状態に。まぁ、クトゥルフだからそんな事もあるわなぁ。
 そして、次のシナリオはゲーム内時間で14ヶ月後。という事で、手に入れた呪文書を読んだエイブラハム・ダレル・ファウラーは


クトゥルフ神話技能が18%に!


 「ダンウィッチの怪」の主人公であるヘンリー・アーミテッジ博士もクトゥルフ神話技能は18%だったりする。アーミテッジ教授並みのクトゥルフ神話知識持ちになったのか、スゲーな。
 という事で、最後がカオスになるというB級ホラーらしさを出しながら第1話終了。第2話はどうなる事やら。

*1:http://www.amazon.co.jp/dp/490217510X

*2:1939年9月1日未明のドイツ軍ポーランド侵攻が第2次世界大戦の幕開け

*3:診療所のスタッフは全員反ナチスの活動家

*4:http://gunka.sakura.ne.jp/data/wiligut.htm