蚊相撲

 さて、最初の演目は大蔵流の「蚊相撲(かずもう)」。大名が相撲取りを召し抱えようとしているところに、蚊の精が「召し抱えられて存分に血を吸おう」と現れるって話。
 狂言ではたまに「●●の精」ってのが出てきたりするんだけど、これがその元になった動物やら植物やらの特徴を狂言風に表現するから面白いんだよね。