2013-01-31から1日間の記事一覧

という事で

今日は年に1回しか行かない狂言を堪能。いつも観てたら飽きそうだけど、年1回位なら直に観に行くのもいいもんだ。

最後の演目は和泉流の「茸(くさびら)」。何某の家に人間大のキノコが生えて、取っても取っても生えてくる。なので、山伏の法力で取り除いてもらおうという話。 これもどっちかというと「キノコの精」に近いと思うんだけど、このキノコ達のチョコマカした歩…

柑子

次の演目は和泉流の「柑子(こうじ)」。太郎冠者に預けておいた珍しい「1本の枝に3つの実がなったミカン」を返せと主人が言うが、それについて太郎冠者がああだこうだと言い始めるという話。 ミカンを食ってしまった太郎冠者が色々と言い訳をするのが面白…

蚊相撲

さて、最初の演目は大蔵流の「蚊相撲(かずもう)」。大名が相撲取りを召し抱えようとしているところに、蚊の精が「召し抱えられて存分に血を吸おう」と現れるって話。 狂言ではたまに「●●の精」ってのが出てきたりするんだけど、これがその元になった動物や…

トーク

まずは大蔵流の茂山正邦氏が登場して今日の演目について話す。で、途中から和泉流の野村萬斎氏の登場で掛け合い。そして、毎年恒例にして他ではなかなか観る事のできない「大蔵流と和泉流が同じ曲を同時に舞う」という事が行われる。 うん、やっぱりこの催し…

狂言を観る

今日は新宿文化センター*1で行われた「新春名作狂言の会*2」に行ってきた。毎年この時期になると行われる狂言の催し物。大蔵流と和泉流のコラボというのはやっぱり珍しいんじゃないかと思う。 ちなみに、狂言は伝統芸能だけど基本は「お笑いライブ」なので気…