まずはソフトの解説から
先日、レポートを楽しみにしているという書き込みを頂いたので、バーチャルボーイ*1の「インスマウスの館*2」のレポートを不定期でUPしていこうと思う。未だに操作に戸惑ったりするので、もしかしたらクリアできないでレポート終了となるかもしれない。ま、その時は大目に見てくんさい。でも、上手くいけば単なるレポートどころか、世界初の「インスマウスの館」攻略サイトになるかもしれん(笑)。
さて、この「インスマウスの館」は1995年に今は無きI'MAX*3が出したバーチャルボーイのゲームソフトだ。ゲームとしては「3Dダンジョン&シューティング」。FPS*4の先駆けって感じかな。そして、タイトルから分かる通りクトゥルフ物。実際、説明書の中には「クトゥルー神話」という単語も出てくる。ちなみに、どんなストーリーかというと、
- 1922年、マサチューセッツ州の田舎町。
- 町の外れにある「死者の森」。
- 「死者の森」にある「館」に男が入る事から物語は始まる。
- 男は主人公であるところの探偵。
- 主人公は「館」にある一冊の本を持ち帰るという依頼を高額で受けていた。
- その本はギリシャ語版「ネクロノミコン」。
- 「ネクロノミコン」の呪文で美・富・名誉などが手に入るらしい。
- 主人公は好奇心で本を開く、すると空間が歪み、「館」の中は一変した。
- 迷宮と化した「館」は暗黒神話で語られる怪物「インスマウス」の巣窟だった。
という事で、「館」から無事に脱出する事が目的だ。俺達の知るクトゥルフ神話とは若干設定が異なるが、そもそも俺達が小説やルールブックで読んだ事が神話の真実とは限らない。むしろこのゲームの方が真実なのかも知れない。という事で、「インスマウスは地名じゃね?」とか「インスマウスって要するにディープ・ワンでしょ?」みたいな野暮なツッコミはしない事にする。
さてこのゲーム、基本的には
- 複数のフロアを巡る
- 各フロアの出口を開ける鍵である「ダゴンの鍵」をそれぞれのフロアで拾う。
- フロアから脱出。
という事を繰り返していく。アイテムは
- フロアの出口を開けるための「ダゴンの鍵」。
- フロアマップが全て見れる様になる「オーブ(白)」。
- アイテムと鍵の位置が分かる様になる「オーブ(黒)」。
- ライフを1点回復する「ライフアイテム」*5。
- 6発入りの弾倉が1つ追加される「弾倉アイテム」。
の5種類がある。なお、「ダゴンの鍵」「オーブ(白)」「オーブ(黒)」はフロア毎に取得し直さなくてはならない。もっとも、アイテムは全て床に落ちており、その上を通過すればゲットできるので大した事はないけどね。
長くなったので、操作方法とかはまた次回。
*1:http://www.nintendo.co.jp/n09/vue/index.html
*2:http://www.amazon.co.jp/dp/B00015BG0W
*3:確か倒産したはず
*4:'First Person Shooting'の略。主人公の視点でゲーム中の空間を移動し、武器等で戦うアクションゲーム
*5:ライフの初期値は3